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駆逐艦涼月 あとがき [駆逐艦涼月]

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 最後に、あとがきを紹介します。

 倉橋氏は、戦後、機会ある毎に記憶を頼りに、
記録を残そうと考えていました。それは、戦後
しばらくしてから、ミッドウェー海戦や大和の
映画が作られたからでした。

 これらは、戦略・戦術に対しては、大要を
しめしていました。しかし、その現場にいた
倉橋氏からすると、舞台裏に当たる、多くの
悲劇や、駆逐艦の後始末、多くの乗員の
味わった苦闘の有様なども、残さなければ
ならないと感じたからでした。

 倉橋氏は、大戦中9つの事が特に印象に残っているとしています。

第一:油断大敵。油断のためにいかに多くの悲惨な場面が展開されたか。
第二:ミッドウェー海戦という分水嶺を境に、どのような変化を現実に体験したか。
第三:ありのままの姿を、包み隠す所なく記録しなければならない。
第四:駆逐艦がどのようなもので、戦前の作戦計画がいかに無駄が多かったか。
第五:航空機の進歩が、どんなに多くの影響を及ぼしたか。
    大艦巨砲主義の夢から覚めることを失して、われわれいかに大きな打撃を与えた。
第六:司令部の失策、どんなに多くの惨事を巻き起こし、以下に多数の生命が奪われていったか。
第七:特攻隊が、対戦の全期間を通して、どのような体験をしたか。
第八:縁の下の力持ちが、どんなところに存在していたか。
第九:以上の事柄が、切り離せず、もつれ合ったようになり、
大和や赤城がどのように頂点の位置を占めるようなったか

としています。

(追記)
 個人的には、第六の項目については、徹底した
究明が必要だと感じます。現在の周辺国との危機的
状況は、倉橋氏が参加した太平洋の戦争時より、
危機に陥っていると感じます。

 これは、政治家の質の低下により、招いている
面もあり、司令部の失策を研究する事で、同じ欠陥が
見えてくるのではないかと思います。


紹介書籍:激闘駆逐艦隊 萩風・涼月の奮闘記
著者:倉橋 友二郎(くらはし ともじろう)



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