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巡洋艦大淀 長い果てしない航跡 [巡洋艦大淀]

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 飛渡瀬の村と、大淀の乗員には、交流が ありました。出身地を関東以北に持つ大半の 大淀乗員は、飛渡瀬が、第二の故郷のように 思えていました。  時局の緊迫した当時は、目的を同じくする という心のふれあいが厚かったとも言えました。 大淀の乗組員は、艦をあげて村の人達と交流し、 荒れ地の開墾や、食糧の増産に人手の不足 している家々の手伝いをして、村の人達の中に 溶け込んでいました。  艦長や首脳部も、理解していました。 それに対して、飛渡瀬の人々は、大淀の 乗組員を家族の一員のように思って 遇してくれました。  短い期間の内に結ばれた絆ではあり ますが、それが、今も生き続けていました。 大淀は、飛渡瀬の海岸で永遠に航跡を 絶ちました。  艦とともに散った多くの人たちの霊は、 飛渡瀬の海岸で永遠に航跡を絶ちましたが、 艦とともに散った多くの人たちの霊は、 飛渡瀬の人々の温かい真心に感謝 しながら、遠い遠い黄泉路の旅に、 長い果てしない航跡を、今もなお 曳き続けていることである。  ここで、著書の本編を終わらせて います。  あとがきとして、小淵氏のような 海軍特年兵を祀った碑について 記しているので、紹介していきます。  「海軍特年兵之碑」は、原宿の 東郷神社境内に、1971年(昭和46年) 5月16日に建立され、除幕式が執り 行われました。  しかし、この碑を建立するには、 大変な苦労がありまいた。 紹介書籍:“巡洋艦「大淀」16歳の海戦 少年水兵の太平洋戦争” 著者: 小淵 守男


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