SSブログ

源田実参謀 零戦の活躍 [源田実航空作戦参謀]

スポンサーリンク
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});



 村田少佐は、雷撃隊の先頭で、戦艦
ウエストバージニアに突入し、838kgの
91式魚雷改二を発射し、上空スレスレに
飛び越えた瞬間、振り返りました。

 轟然と爆発がおき、巨大な水柱が空中に
盛り上がりました。村田少佐は、後部の
偵察員と電信員に、「当たったぞ。」と
怒鳴りました。乗員は、「隊長、
命中です。」と返事してきました。

 途端に、敵の弾が飛んできました。村田
少佐は、「こんなことはしていられない。」と、
スロットルを全開にして、離脱にかかりました。

 総指揮官の淵田中佐が指揮する80kg
爆弾を抱えた水平爆撃機49機は、高度
3000mで、戦艦群に対する中隊ごとの
編隊爆撃を行い、49弾中13弾を命中させ、
戦艦4隻とその他1隻を撃沈破しました。

 赤城の板谷少佐が指揮する制空隊は、
邀撃してきたアメリカ戦闘機4機をたちまち
撃破し、午前3時30分には、空中に
アメリカ軍機は一機もいなくなりました。

 その後、6つに分かれ、飛行場の地上機を
破壊しました。

(追記)
 板谷少佐は、真珠湾に向けて東進している時に、
源田参謀に、アメリカ軍戦闘機に対する、
零戦の成算を問いただされています。

 その時、板谷少佐は、「大陸の戦闘経験と、
アメリカ軍の戦闘機性能から推測すると、
わが軍1機で、3機は相手にできると
思います。」と返答しています。

 零戦に積まれた20mm機銃の威力や
運動性能は、真珠湾における零戦の
優位性を証明しており、板谷少佐の
ホラではないことを裏付けて
います。


紹介書籍:航空作戦参謀 源田実
著者:生出 寿


スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。