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赤城・加賀 コロンボでの空中戦 [航空母艦「赤城」「加賀」]

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 迂回行動をとっていた日本軍は、全力が コロンボ上空に到達し、直ちに港に在泊する 艦船や、付近の空軍基地に対する攻撃を 開始しました。  しかし、この時、コロンボのイギリス 極東艦隊は、退避しており、もぬけの殻 でした。それでも、駆逐艦1隻、特設 巡洋艦1隻を撃沈する戦果を上げて います。  しかし、この攻撃の最中に、急報を 受けたイギリス戦闘機が殺到し、6機の 爆撃機が撃墜されました。  途中から零戦が駆けつけ、一大空中戦が 展開され、零戦1機撃墜されましたが、 敵戦闘機15機を撃墜しています。赤城の 出撃機からの損害はありませんでした。  空母に艦載機が帰還した直後、巡洋艦 から洋上偵察に出撃していた偵察機から、 「敵巡洋艦らしきもの2隻発見」という 緊急無電が入りました。  機動部隊は直ちに反応し、赤城、蒼龍、 飛龍の待機中の爆撃機53機が出撃 しました。  この巡洋艦がいた位置は、敵戦闘機 行動半径の外でした。2隻の巡洋艦に、 爆撃機が殺到し、爆弾の命中率が、 それぞれ86%、93%という驚異的な 数字を出し、10数分で2隻とも 撃沈しました。  この当時の艦上爆撃機のパイロットの 練度がいかに高かったかを証明するもの でした。  機動部隊は、コロンボ攻撃の4日後、 ツリンコマリ港を襲いました。この時は、 赤城から戦闘機6機、攻撃機18機が 出撃しています。  イギリス軍は、コロンボ迎撃戦の残存 戦闘機の全機を出撃させて待機して いました。  日本軍は、赤城の戦闘機も含めて 30機の戦闘機に対し、イギリス軍は、 23機しかありませんでした。 紹介書籍:航空母艦「赤城」「加賀」 著者: 大内 健二


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