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重巡洋艦鳥海 サマール沖海戦 [重巡洋艦鳥海]

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 予期せぬ敵艦隊との遭遇に対して、栗田長官は、
「現陣形のまま全速で敵に接近し、敵空母の
発着機能を封殺、機動部隊を壊滅させる」と
決意しました。

 午前6時47分、榛名が敵機に対する対空砲を
浴びせたのを皮切りに、大和も対空砲で対空戦闘に
参加しています。

 同時に、鳥海をはじめとした重巡洋艦部隊は、
進出を開始しました。サマール沖海戦の始まり
でした。

 午前6時59分、栗田長官は、各戦隊に対して
戦闘開始を命じました。これに呼応し、大和が
46cm主砲を放っています。続いて、長門、
金剛、榛名と、栗田艦隊に所属する全戦艦が、
戦闘に参加しました。

 大和と長門にとって、初めての艦対艦砲撃戦
でした。

 敵艦隊とは30km程離れていたので、戦艦は
主砲の射程内でしたが、鳥海には遠すぎました。
鳥海をはじめとした重巡洋艦6隻(鳥海、羽黒、
鈴谷、熊野、利根、筑摩)は、陣形を整えることに
しました。

 栗田長官は、砲撃は戦艦に、追撃は重巡洋艦部隊に、
軽巡洋艦と駆逐艦は、潜水艦に対する警戒に当てることに
しました。日本軍は、積極攻勢ということもあり、徐々に陣形が
整ってきました。

 一方でアメリカ軍は、退避せざるおえませんでした。

(追記)
 サマール沖海戦は、日米双方共に予期せぬかたちで
出会ったため、陣形作りに手間取っています。大和を
はじめとする戦艦部隊は、大和と長門が陣形を整えて
いるときに、金剛と榛名は高速を活かして、敵を求めて
猛進していました。

 そのため、大和の艦首を榛名が横切るというようなことが
発生していました。これを見ていた宇垣司令官は、運用に
疑問を持ち、戦艦については、運用を任せて欲しいという
意見具申を栗田長官にして、了解を得るということをして
います。


紹介書籍:重巡「鳥海」奮闘記 武運長久艦の生涯  著者:諏訪繁治(すわしげはる)


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