SSブログ

空母信濃 憲法第九条 [空母信濃]

スポンサーリンク
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});



 かつて、海軍省が解散するに当たり、米内海軍大臣は、
「苦闘空しく、海軍解散の日を迎えるに至り、海軍省創設
以来70余年、海軍の栄光を保全することができなかった
のは、慙愧に耐えない」としています。

 さらに、「全勢力を傾けて、終始敢闘したりといえども、
ついに叡慮を安んじ、奉じること能はなかったことは、
上御一人に対し奉り、国民各位に対し、深くその罪責を
痛感するものなり」と、自分の罪責を率直に認めています。

 他に、戦死者や戦病者に憐憫の情を披露しています。


 諏訪氏は、米内大将は、海軍の重要ポストを歴任した
最高責任者であり、戦犯をまぬかれたとはいえ、終戦後の
態度には割り切れないものがあるとしています。

 諏訪氏は、第二次世界大戦は、原子爆弾の投下により
終戦を終止符を打っていますが、これは、軍事科学の
驚異的な発達を意味するとしています。

 諏訪氏は、原子爆弾意より、人型をも留めぬほど吹き
飛ばされたたくさんの死骸、目と鼻の区別もつかないほどの
火傷をおった患者など、見るに堪えない惨状を確認し、
戦慄したとしています。

 そして、戦争はどんなことをしても防止すべきだとして
います。

 今、大日本帝国憲法に代わり、人民のための憲法ができ、
第九条に「戦争の放棄」という条文ができたことを喜ばしいと
しています。戦力の放棄についても、各国民相互の友愛と
信頼の心で、達成されることが立証されるだろうとしています。

(追記)
 諏訪氏には悪いとは感じますが、各国民相互の友愛と信頼の
心で、平和が達成されるとは言えない状況になっているといえます。

 かつて、国民を無視して、侵略行為を行い、最後は国土が破壊
された日本の事を学ばずに、同じ事をして領土拡張を行うような
国がいる限り、軍事力の放棄は、狂気の沙汰といえます。


紹介書籍:沈みゆく「信濃」知られざる撃沈の瞬間  著者:諏訪繁治(すわしげはる)


スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。