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二式大艇 横空の教官 [二式大艇]

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 佐々木氏が、横空の教官として、機関学校出身の
偵察員の実技訓練のために、台湾に行きました。

 この人達は、佐々木氏の1級上に当たる
人達でした。佐々木氏は、機関員出身の
人達まで、偵察員にまわさなければ
ならないほど、非常事態に陥っている
ことを感じたとしています。

 横空の分隊長として、97大艇で対潜水艦の
電探爆撃の実験と、実戦部隊への普及講習を
行っていました。実験は、日本海側の舞鶴
航空隊で行われ、命中率は良好でした。

 電探は、佐々木氏が戦地で使っていたものを
使用しました。超低空で飛行して、敵潜水艦を
探すと、スコープに縦縞模様の測距線が現れ
ました。この線は、潜水艦上空通過直前に
消滅します。

 この間の時間を、秒時計で測り、基点から
何秒後に投下するという主旨のものでした。
この当時は、敵潜水艦による輸送船の沈没が
相次ぎ、飛行機も艦船もこの対策に躍起に
なっていました。

 佐々木氏は、1944年秋~1945年春に
かけて、日辻氏が指揮している詫間や、
対潜哨戒専門の飛行機「東海」が翼を
連ねている佐伯空にも行って、訓練を
しています。

(追記)
 詫間に行った際、同期の大尉から、佐々木氏が、
戦地で活躍していた時、二式大艇のサブパイロットを
していた人が、今はナンバーワンのパイロットだ
と聞かされました。

 佐々木氏は、驚きもしたものの、嬉しさと
安堵感を感じたとしています。このサブパイロット
には、一度も文句を行ったことはなく、以心伝心で、
一体となって二式大艇を動かしてきた人だったと
評しています。


紹介書籍:翔べ!空の巡洋艦「二式大艇」 巨人飛行艇隊員たちの知られざる戦い
著者:佐々木 孝輔 他


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