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駆逐艦神風 アメリカ潜水艦ホークビル [駆逐艦神風]

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 足柄にいた陸軍兵士や乗員を救助し、
少し傾いた状態で航行した神風は、
シンガポールに無事到着しました。

 陸軍兵士は、ケッペル、海軍兵はセレターに、
陸揚げされました。むかえる用意は、陸軍は
至れり尽くせりだったにもかかわらず、
海軍は、着たままに乾いた服装で、
岸壁に整列して神風を見送って
いました。

 暗号長が、「陸さんの方が、はるかにサービスが
良いな。」と指摘していました。この救助の際、
電探室にも数名の陸軍兵を収容しました。

 このうちの一人に、後に東京都氷川町の町議となる
村木氏がおり、ひょんな事で、数十年後、雨ノ宮氏は
ある会社の職場で再開を果たすことになりました。

 当時はそのようなめぐり合わせが起こるとは、
知る由もなく、人間の縁はわからないものだと
しています。


 1945年7月15日、特務掃海艇3隻とともに、
神風は、小型タンカー4隻を護衛して、仏印の
ハッチェン目指し、マレー半島ぞいを北上
しました。

 翌16日午後1時すぎ、アメリカ潜水艦ホークビルとの
死闘が、延々10数時間にわたって敢行されました。
これが、「深く静かに潜航せよ。」に再現され、水雷長の
鈴木中尉が詳細を記載しています。

 雨ノ宮氏は、詳細は、鈴木中尉の記事を見て
もらうとして、電探員としての立場から、
蛇足的に説明をしています。


紹介書籍:駆逐艦「神風」電探戦記
著者: 「夕雲」及川幸介、「早潮」岡本辰蔵、「神風」雨ノ宮洋之介


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