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赤城・加賀 赤城のエレベータ [航空母艦「赤城」「加賀」]

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 空母の独特の設備として、エレベーターが あります。エレベーター自体は、岩や水を バランサーに使用した装置が、1000年 以上前には作られていました。  電動式のエレベータは、1889年に アメリカで実用化されています。電動 エレベータは、その後、ニューヨークで 8階建て以上の高層ビルができるように なると、急速に発達しました。  日本では、1890年に、東京の浅草に 建設された高層ビルに、直流電動式の エレベータが設置されています。  その後、産業用エレベータも開発され、 大型エレベータに関する基本構造や、 動力システムの開発も日本で進められ ました。  空母に搭載された世界最初の エレベータは、イギリスの アーガスでした。  飛行甲板と格納庫を連絡するもので、 世界最初の重量級(10t)エレベータであり、 日本やアメリカにも、たちまちこの技術が 伝わりました。  鳳翔には、2基のエレベータが装備され、 前部は、8.5mと12.8mの方形で、後部が、 11mと13.7mの変則的な形をしたものでした。 エレベータの重量は、10~15tで、駆動電力は、 100馬力前後でした。  赤城は、2基のエレベータを搭載し、前部22t、 後部20tとなり、この当時の14式攻撃機に、 魚雷を搭載した重さは、24.9tになりました。  130馬力で駆動しており、毎分40mの速度 でした。この速度だと、格納庫から飛行甲板まで、 7秒で上がることになります。  一段式に改造された赤城のエレベータは、 30tに達し、出力は160馬力という 大型のものに置き換えられていました。 紹介書籍:航空母艦「赤城」「加賀」 著者: 大内 健二


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