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大和沈没 [雪風]

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 第一波の空襲で、雪風所属の第十七駆逐隊の浜風が猛攻を
浴び沈没しています。さらに、矢矧が航行不能、涼月が爆弾に
よる火災を生じていました。

 第二波は、午後1時20分に来襲しました。田口砲術長は、
冬月の早い射撃による対空射撃を見てたのもしく思って
いました。空母護衛の対空駆逐艦の本領を発揮して
いると言えます。涼月も、火災を生じながら果敢に
応戦しています。

 雪風にも、魚雷が飛来しました。大和に撃った魚雷が外れて
こちらにきたもので、田口砲術長が気づいたときには回避不能
でした。寺内艦長も気づいていない状態でしたが、大和に設定
していた魚雷のため、船底を通過していき、無事に済んでいます。

 午後2時30分頃、田口砲術長は、空気の振動と熱を感じ身を
乗り出して確認してみると、大和が2番砲塔付近で内部から爆発
を起こし黒煙を上げていました。黒煙が治まった時には、大和の
姿はありませんでした。

 第一波の攻撃から1時間50分で、不沈艦といわれた大和は
沈没しました。左舷に魚雷を集中させるという方法により、武蔵
の半分である10本の魚雷で沈んでいます。

 その他の艦も、霞が爆弾2発くらい航行不能、矢矧は集中攻撃を
受け沈没、第十七駆逐隊の磯風は、矢矧の警戒をしていましたが、
直撃弾を受け速力低下となり、雪風が雷撃処分しています。
磯風が沈んだことで、陽炎型の駆逐艦は、雪風のみとなりました。

 涼月は、中破の被害であったものの、自力で佐世保に帰投しています。
 冬月も、救助活動後自力で帰投できたものの、修理が必要という状態でした。

 この後も稼働できる駆逐艦は、雪風と初霜だけという状態でした。雪風は、
この戦闘で、3人の死者を出しています。初霜のみ、戦死者ゼロで切り抜けて
います。

(追記)
 軽巡洋艦矢矧ですが、阿賀野型3番艦として作られた、艦これに登録されて
いる艦です。マリアナ沖海戦で、瑞鶴の護衛をしたり、レイテ沖海戦で駆逐艦を
撃沈させるという戦果を上げています。

 天一号作戦では、魚雷7本、爆弾12発という軽巡洋艦では到底防げない
被害を受け沈没しています。


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