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雪風、最後の戦闘 [雪風]

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 沖縄の陥落後から、B29が夜間低空で飛来しており、
湾の入り口に機雷を敷設していました。掃海は行って
おらず、雪風と初霜は湾内に閉じ込められた状態に
なりました。

 7月30日早朝に、空襲警報が発令され、機関24ノットの
即時待機が命じられました。6時30分に30機の戦闘機が
飛来し、雪風、初霜は湾内を回りながら応戦をしました。

 3ヶ月ぶりということもあり、ここぞとばかりに撃ちまくり、
5機撃墜という戦果を挙げています。機銃が真っ赤に
焼けて裂けてしまったものが相当数発生したほど
でした。

 この戦闘で、雪風は一人の戦死者と少数の負傷者を
出しています。雪風は、この戦闘でも奇跡の駆逐艦と
いわれる出来事がありました。

 敵機から撃ち込まれたロケット弾が、糧食庫に飛び込んだものの、
爆発もせずにとどまっていました。水面下にある倉庫なので、満水
していましたが、ロケット弾が撃ちこまれていたことは、戦闘
終了後に気づたほどでした。

 一方で不運だったのは初霜で、水深の浅いところで、機雷が
爆発したことで被害を受け、陸に乗り上げて沈没を防ぐことで、
艦首のみ残して、艦尾が沈没となりました。

(追記)
 初霜が沈没した原因の機雷は、複数回振動を与えると爆発する
タイプで、雪風が通ったときに機雷が発動し、初霜がその後に通っ
たため爆発したという話がありますが、真偽は不明です。

 初霜は、司令官(雪風に乗船)から、陸に近づいて防戦せよの
命令を受け、岸に近づいたときに機雷が爆発しており、雪風との
関係はあまりないと考えます。


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