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響、対空戦闘を行う [響]

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 宮川機関員が機銃に着くと、戦死者を機銃台から降ろし、
機銃台について砲撃しています。宮川機関員は、実戦で
射撃したのは始めてですが、訓練は受けていました。
命中したという記述はないので、当たらなかったと
思われます。

 爆撃機や雷撃機は、爆弾や魚雷を落とすタイミングが
重要なので、当たらなくても侵入コースを外すだけで
効果があります。宮川機関員は交代要因が来る
まで続けています。

 交代が来ると、機銃から離れ、機関室に戻っています。
この時、機関室入口で宮川機関員が同僚と雑談していた
一瞬の間に敵機の攻撃を受け、雑談していた相手が、
倒れるということが起こりました。

 攻撃を受けた同僚を助けるべく、艦内に運んで傷口を塞ぎ
ましたが間に合わず、最後に母を呼んでなくなっています。
攻撃を受けてから、5,6分の出来事でした。

 この日の戦闘で、響は4名の戦死者と6名の重傷者を出して
います。響は、大した損傷もなく敵機1機撃墜の戦果を挙げて
切り抜けています。翌日、亡くなった4人の水葬を行っています。

(この日の戦闘での雪風の活躍は、“雪風、奇策による撃墜”を
ご参照ください)

 響は、「あ号作戦」に参加後、輸送護衛任務につき、7月27日に、
母校の呉に戻っています。

(追記)
 マリアナ沖海戦は、日本軍の航空機の方が航続距離が長いという
ことを利用して、アメリカ軍の飛行機の間合いに来ないうちに、一方的
に攻撃するというアウトレンジ戦法とよばれる攻撃を行っています。

 この結果、「マリアナの七面鳥撃ち」と呼ばれるほど一方的に撃墜
されており、大失敗と言える作戦でした。しかも、航空機ではなく、
潜水艦の攻撃で、正規空母2隻(翔鶴、大鳳)が撃沈されて
います。


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