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駆逐艦五月雨、引き下ろし作業 [駆逐艦五月雨]

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 座礁した五月雨は、1昼夜、排水と補強作業をして
いましたが、全く動く気配がありませんでした。
パラオで邦人を乗せて帰路にあった鬼怒と
時雨が、近づいてきました。

 五月雨、鬼怒、時雨の艦長が、相談の結果、五月雨の
引き下ろしは、パラオの工作部に依頼することになりま
した。鬼怒と時雨は、任務を続行し、マニラに向かって
いきました。

 8月20日、パラオから22号掃海艇が派遣されてきました。
引き下ろし作業を行ったものの、曳索がきれて不成功に
終わりました。8月21日には、さらに61号駆潜艇、曳船、
大発が来て、引き下ろしの作業を行いましたが、失敗しました。

 工作部の技手は、五月雨の引き下ろしは成算がないと
断言しましたが、艦長は、あくまでやると言っていました。
弾薬、重量物を移しましたが、引き下ろしはできません
でした。

 8月22日、敵機に発見され、発砲しました。敵機は、五月雨の
火器が強いとみて近寄らず、作業していた哨戒艇に攻撃を加えて
きました。これにより、一時航行不能になる被害を受けています。

 一向に動こうとしない艦に対し、兵器を取り外すことになりました。
9月4日の大潮を期して最後の引き下ろし作業をするつもりのよう
でした。

(追記)
 ここまでで、艦これの五月雨がドジキャラ扱いされている事故が
すべて出てきたといえます。

第三次ソロモン海戦での比叡への誤射。
ブーゲンビル島沖海戦での、時雨への魚雷の誤射と
直後の白露との衝突事故。
今回の座礁となります。

 ここまでいろいろ引き起こしている駆逐艦も珍しいですが、
その陰で、かなりの活躍もしている駆逐艦だったといえます。


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