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戦艦金剛 飛行機に命中 [戦艦金剛]

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 飛行場に無事着弾したことを確認した浮田砲術長は、
黒木大尉に、「飛行機に命中だ。飛行機が
消し飛んでいる。」と連絡しました。

 続いて第二弾を放ち、格納庫の屋根が吹き飛ぶのを
見ています。浮田砲術長は、自分が見ている光景を、
黒木大尉に、詳細に伝えていました。黒木大尉は、
正確に砲撃していることに満足し、微笑みました。

 浮田砲術長は、頃合いを見て、主砲の全門斉射を
命じました。同時に、黒木大尉に、広域、均等、散布
撃ち方を頼むと命じています。

 この時、陸上にいる壁兵から迫撃砲による砲撃が開始
されました。しかし、このことを見越して、栗田司令官は、
艦隊を、23kmの距離を保っていたので、迫撃砲は
届くことはありませんでした。

 副砲の射手は、水雷艇を相手に奮闘していました。
このようなことはありましたが、金剛らの飛行場砲撃は、
順調に行われました。

 金剛は、三式弾、零式弾、徹甲弾が混在しているので、
命中したときの花火の様子は、差がありました。

 この中では、三式弾が炸裂した時が、明確に観されました。
三式弾は、炸裂すると、光と同時にマグネシウムをたいたような
光の線条が四方に走り、その後、ガソリンが燃え飛行機の破片が
飛び上がるようになりました。

(追記)
 金剛は、この砲撃時、艦載機を飛ばして敵飛行場上空に
侵入していました。夜間の危険な行為ですが、戦果確認の
ために必要でした。艦これでいるところの弾着観測射撃
(夜間である点は違いますが)をしていることになります。

 第一弾が着弾したとき、命中したという合図のために、
吊光弾を投下するということもしています。金剛の射撃の
精度向上に寄与したと言えます。


紹介書籍:航空巡洋艦「利根」「筑摩」の死闘


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