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駆逐艦萩風 萩風撃沈 [駆逐艦萩風]

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 不意をつかれた魚雷による攻撃を、最初に
萩風が受け、続いて嵐と江風も相次いで
被雷しました。時雨にのみ、魚雷が
当たりませんでした。

 魚雷が命中したことを確認したアメリカ軍は、
主砲による砲撃を開始しました。最初に撃沈
したのは、江風でした。江風は、燃えている
ところを、さらに4本の魚雷を撃ちこまれ、
沈没しました。

 日付が変わった8月6日、午前零時10分、
嵐は、真っ赤な炎を上げながら海中に没して
いきました。さらに8分後、萩風も大爆発を
起こし、沈没しました。

 撃沈の様子を、アメリカ軍は、「火山の噴煙の
ごとく、燃えながら水面から姿を消しました。」と
記しています。1隻だけ残った時雨は、アメリカ軍の
追撃を受けたものの振り切り、3隻の喪失を報告
しています。

 アメリカの駆逐艦は、時雨に逃げられた後、
日本駆逐艦の沈没地点に引き返し、生存者を
捜しました。何人かは発見したものの、日本兵の
ほとんどは救助を拒んでいます。

 翌日まで救助活動していたものの、途中で
中止され、アメリカの駆逐艦は引き揚げて
いきました。この海戦で、アメリカ軍は、損害
なしに対して、日本軍は、1500人もの戦死者を
出すという一方的な敗戦に終わっています。

 日本軍は、この海戦により、コロンバンガラ島
への補給作戦を中止し、撤退が決定されました。
フィリピンからインド洋、太平洋、アリューシャンなどの
海域をめぐって海戦を繰り広げた萩風の悲劇的な
最期でした。


紹介書籍:激闘駆逐艦隊 萩風・涼月の奮闘記
著者:倉橋 友二郎(くらはし ともじろう)

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