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二式大艇 横空の再編 [二式大艇]

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 佐々木氏が、出張している間に、横空の
再編があり、水上機の分隊が、全てひと
まとまりになり、佐々木氏の指揮下に着く
ことになりました。

 これは、規模を縮小して、佐々木氏が
全て面倒見ろということでした。しかも、
佐々木氏のクルーである、電探員や
偵察員は、全て取り上げられていました。

 川西製作所に行き、佐々木氏以外が
帰還することになり、その機が帰還中に
撃墜された時、基地に何の連絡もなかった
のは、撃墜された二式大艇に乗っていたのは
操縦士のみだったからでした。

 二式大艇は、クルーが全員そろって始めて
能力を発揮する機体でした。致し方なかった
とはいえ、前線で苦労してきた人達だけに
残念だったとしています。

 敗戦の直前、審査部は、青森の三沢に移動する
ことになりました。空襲を避けて実験飛行を
安全に行うためでした。この話を聞いた
佐々木氏は、水上班は、横須賀に残ります
ときっぱり宣言しています。

 佐々木氏がこう宣言したのは、実験飛行する
ための施設の関係上そうするしかなかったから
でした。しかし、これが、運命を変えることに
なりました。

 アメリカ軍は、機動部隊を率いて、三沢を
来襲し、大損害を被ることになりました。

 この後、終戦の詔勅が下りました。横空内で
善後策について、協議があり、基地の保管要員と
して100名ほど残るようにということになりました。

 しかし、残るように言われた要員達は、一日でも
早く帰郷したいと考えていることが伝わっていました。
これを察した佐々木氏は、「水上班は俺一人でいい。
皆は帰れ。」と命じました。


紹介書籍:翔べ!空の巡洋艦「二式大艇」 巨人飛行艇隊員たちの知られざる戦い
著者:佐々木 孝輔 他

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