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源田実参謀 台湾沖航空戦 [源田実航空作戦参謀]

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 1944年10月10日、沖縄方面を
攻撃したハルゼー大将は、翌日に、
ルソン島北部を襲い、日本側は
18機、アメリカ軍は、7気を
失いました。

 同艦隊は、10月12日~14日の
3日間に、台湾の航空機と陸上基地を
攻撃しました。

 この3日間で、アメリカ軍が動員した
航空機は、12日が延べ1378機、
13日が延べ974機、
14日が延べ264機とB29104機という
大攻勢でした。

 これらの攻撃にも、入手した「Z作戦計画」が
利用されていました。ハルゼー艦隊の攻撃に
対し、日本陸海軍攻撃部隊は、10月12日~
16日にかけて、総力を上げて反撃しました。

 南九州、台湾に展開した福留中将指揮の
第六基地航空部隊が当たりました。他にも、
連合艦隊命令で派遣された小沢中将指揮の
205機、九州鹿屋基地の「T攻撃部隊」
150機、陸軍攻撃部隊などが、参加
しました。

 これらの中で、頼みの綱は、T攻撃部隊と、
小沢中将指揮の653空(空母艦載機)でした。
10月12日から5日間に渡って行われた、
日本航空部隊と、ハルゼー艦隊の戦闘は、
「台湾沖航空戦」と称されました。

 この「台湾沖航空戦」でも、過去の失敗を
まったく活かすことなく、同じ失敗を
繰り返すことになります。

 航空部隊から上がってくる全く根拠のない
戦果報告を、大戦果として報告するという
ことをしていました。そして、この攻撃に
より、T攻撃部隊は、航空機126機、
搭乗員109機を失いました。
 

紹介書籍:航空作戦参謀 源田実
著者:生出 寿


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