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源田実参謀 終戦 [源田実航空作戦参謀]

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 1945年8月15日、日本は降伏し、
終戦となりました。源田参謀は、長崎県の
大村基地で、終戦を迎えています。

 「降伏などとは、夢にも考えていなかった。
日本民族ある限り、10年でも、20年でも、
たとえそれが50年となっても、100年と
なっても、日本の本土に根を下して、徹底的な
抵抗を続けるのみという考えであった。

 終戦の大詔が下った時の驚きは、全く
例えようもなかった。信ずることさえ
できなかったほどである。」と述べて
います。しかし、これは本音ではなく、
いつもながらのスタンドプレーでした。

 源田参謀は、戦後、航空幕僚長、
タカ派の参議委員議員として活躍し、
1989年8月15日に生涯を閉じて
います。

 (源田参謀は、8月16日が、誕生日で、
命日の翌日に85歳の誕生日になるところ
でした)。 

 特異な帝国海軍がここに消えたと言えます。

(追記)
 スタンドプレーであったとしても、
上記の言葉には、見過ごせない
大きな問題があります。

 戦争を始める時に、最も最初に考えな
ければならないことは、「いかにして
自分たちに有利になるように戦争を
終わらせるか」です。

 戦争は、国家の一大事であり、やる
からには、目標を達成しないという
結果にならないようにすべきであり、
国土が灰燼になるというのは、絶対
避けなければならないと言えます。

 「日本民族ある限り、10年でも、
20年でも、たとえそれが50年と
なっても、100年となっても、
日本の本土に根を下して、徹底的な
抵抗を続けるのみ。」というのは、
日本国そのものが無くなることであり、
軍人がこのような思考をすること
自体問題と言えます。


紹介書籍:航空作戦参謀 源田実
著者:生出 寿


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