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赤城・加賀 加賀の大改造 [航空母艦「赤城」「加賀」]

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 加賀が、一段式の飛行甲板の改造に着手 したのは、1933年10月で、1935年10月に 完了しました。加賀を改造するのは、排煙 システムの問題解消の他に、増速も求められた からでした。  そこで、一段式飛行甲板に改造するにあたり、 以下の点が改良されました。  「飛行甲板を、最上段の一段にする。」  「二段目と三段目の飛行甲板を廃止するこで、 既存の一段目と二段目の格納庫を、艦首方向に 延長する。」  「煙突を赤城同様、船体中央部右舷に設けて、 排出口を下向きにする。」  「主機関の一部を高出力の機関に置き換え、 速力アップを図る。」 「船体を、艦尾で8m延長し、推進効率向上を図る。」 「エレベータを2基から3基に増設する。」 「飛行甲板右舷前方に、艦橋構造物を配置する。」 「敵の航空戦力強化を予想し、対空砲火の強化を図る。」 「20cm連装砲を撤去する代わりに、単装砲を装備して、 砲戦力の低下を防ぐ。」というものでした。  これによリ、飛行甲板の長さは、171.2mから、 248mとなり、77m延長されたことになります。 これは、船体の長さより、長くなります。  幅は、30.5mで変更はありませんでしたが、 艦首に向かうほど狭くなっており、最前端は、 14.3mでした。  格納庫は、艦首から25mの位置に あったので、この分、飛行甲板の先端は、 宙に浮く形状になり、4本の支柱で、 支持されました。  加賀の飛行甲板は、水平甲板で、全面 鋼板構造ですが、77mから艦尾までは、 松板が敷き詰められていました。 紹介書籍:航空母艦「赤城」「加賀」 著者: 大内 健二


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