SSブログ

赤城・加賀 加賀の速度アップ [航空母艦「赤城」「加賀」]

スポンサーリンク
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});



 改造前、加賀の主機関は、タービン機関 4基で、アメリカ製のカーチス・ブラウン式 タービン機関が採用されていました。  1基あたり22,750馬力でしたが、 改造にあたり、2基撤去して、国産の 艦本式GT型タービンに換装しました。  この機関は、39,750馬力を誇り、改良後の 加賀の機関は、34,000馬力アップし、 127、400馬力となり、最高速度を 1ノット以上増加させることができました。  速度増加のためのもう一つの改良が、 艦尾の8m延長でした。この延長により、 推進効率が高まり、機関出力アップとの 相乗効果で、速力増加に貢献しました。 最終的に28.3ノット確保できています。  加賀の飛行甲板延長に合わせ、既存の エレベータの他に、既存のエレベータの さらに36m艦首よりに、エレベータを 増設しました。  3基の大きさはそれぞれ異なり、最大の 中央エレベータは、最大寸法の97式艦上 攻撃機を主翼展伸したまま使用できました。  多段化から一段下に伴い、新たに艦橋を 設置する必要が生じました。位置は、甲板 全長3分の一の艦首寄りで、気流の乱れを 抑えるために、コンパクトに作られました。  さらに、パイロットへの障害物意識を 極力さけるために、飛行甲板から、右舷に 張り出すように設けられました。  加賀の大改造時でも、方針が決まらな かったことが、主砲の取り扱いでした。 艦隊戦の想定を外すことはなく、加賀の 20cm主砲10門という装備数は変えない という方針が出されました。  しかし、連装砲を積む場所はなく、 単装砲に変更して装備することに なりました。 紹介書籍:航空母艦「赤城」「加賀」 著者: 大内 健二


スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。