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赤城・加賀 赤城の改造 [航空母艦「赤城」「加賀」]

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 赤城の飛行甲板一段化の改造は、加賀から 2年遅れて、1935年11月に、加賀を 改造した佐世保海軍工廠で、開始され、 1938年9月に完成しています。  赤城の一段化は、加賀に準じて行われて いますが、一部違いがありました。飛行甲板は、 全長249.2m、全幅30.5mとなり ましたが、加賀と違い、赤城の全長より 短くなっています。  飛行甲板の形も、先細りの加賀と違い、 中央部が最大幅となり、前後に向かって、 細められた形となっていました。  先端を支柱で支えている点や、鋼板4.5cmの 厚さに、20cmの松の厚板が敷かれているのは 同じでした。  側面から飛行甲板を眺めると、加賀は、 傾斜はなく水平でしたが、赤城は、中央 艦首寄が一番高く、「へ」の字構造となって いました。艦首に2度、艦尾に1.5度の 傾斜になっていました。なぜこのような傾斜が つけられたかは不明としています。  格納庫は、加賀同様拡大していますが、 総面積は、加賀より狭く、その分、艦載機の 搭載数は減ることになりました。  赤城、常用機66機、補用機25機の合計91機で、 加賀より5機少ないという結果になりました。  エレベータも、一基増設することになりましたが、 前部のエレベータは撤去され、新たに、中部と前部に 設置しています。  前部のエレベータは、当時の日本最大規模の 産業用エレベータで、艦上攻撃機が、主翼を 広げたまま、収納できました。  赤城の改造で、加賀と最も違っているのは、 艦橋の位置でした。 紹介書籍:航空母艦「赤城」「加賀」 著者: 大内 健二


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